【1月27日に大幅アップデートがあり、これまで以上にAudibleが使いやすくなりました!アップデートの内容についてはこちらの記事をご覧ください。】
Amazon Audible(オーディブル)とは、近年話題の「聴く読書」ができるオーディオブックサービスです。
日本では2015年にサービスがスタートし、Amazonという大手企業のサービスであるという信頼感と品揃えの豊富さで多くの方が利用しています。
スキマ時間や移動時間に本が読める、インプットができるということがAudibleに興味関心ある人は多いはず。しかし、いざ登録するとなると「料金は?」「使い方は?」「何冊くらい読めるの?」と気になることがたくさんあります。
この記事では、普段からAmazon Audibleを利用している筆者がAudibleに関する疑問を徹底解説します。
どこよりもわかりやすく丁寧な説明を心がけますので、ぜひ最後まで読んで参考にしてみてください。また各項目ごとに、さらに詳細な解説をしている記事のリンクも掲載しているのであわせて読んでみてください。
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聴く読書とは?-目ではなく耳で聴いて本を読む-
Audibleの解説に入る前に、まずは「そもそも聴く読書とは何か?」を説明します。グーテンベルクが1450年頃に活版印刷術を発明して以来、人類は紙に印刷された本を目で読んできました。
しかし目で見る通常の読書にはいくつかの壁があります。まず通常の読書は読むのに時間がかかります。読み手の読解力や読書力に速さが依存するので、2倍速で読むことは難しいです。
目で読む通常の読書は、読書しながら何かをすることが難しいという壁もあります。「読書がしたいけど時間がない!」という人の多くが、「何かをしながら本が読めたらいいのに…」と思っているのではないでしょうか?速読に挑戦してみて、挫折した経験がある人もいるかもしれません。
さらに目で読む通常の読書は、眼が見えない人や弱視の人は読むことができません。つまりバリアフリーではないのです。
以上のような目で読む通常の読書を技術の発展でアップデートしたのが「聴く読書(オーディオブックサービス)」なのです。現在の大手はAmazonが運営するAudibel(オーディブル)やオトバンクが運営するaudiobook(オーディオブック)など。今後も市場の拡大が期待されています。
聴く読書は通常の読書がかかえる壁を乗り越えることができます。耳で聴くのでビデオや動画を視聴するように、スキマ時間に読書ができたり、何かをしながら読書ができたりします。さらに動画のように2倍速にしたり、難しい本は0.5倍速にできたりします。目が見えない人も聴く読書なら楽しめます。
聴く読書には以上のような利点があるので、忙しい現代人に好まれ人気を博しています。そんなオーディブックサービスの中で、最大手で利用者数も多いのがAmazon社のAudible(オーディブル)なのです。
Amazon Audible(オーディブル)とは?
Audible(オーディブル)とは、Amazon社が提供する「聴く読書」を行うサービス名です。プロのナレーターが読み上げた音声を聞くことで、聴く読書ができる仕組みになっています。
日本の本だけでなく洋書も販売されているため、英語のリスニング練習にも利用できるサービスです。スピードラーニングのような聞き流し教材を購入しなくても、Audibleだけ登録しておけば聞き流しができますね。
Audibleに登録すると、毎月以下の3つのコンテンツを楽しむことができます。登録しておけば毎月、自由に選べるオーディオブック1冊やポッドキャストサービスがついてくるので、普通に本を買うよりもお得だと言えるでしょう。
- 自由に選べるオーディオブック1冊
- 無料でもらえるボーナスタイトル1冊
- 聴き放題のポッドキャスト
Amazon Audibleの取り扱い作品数・取り扱いジャンル
Audibleで扱う本のジャンルは、ビジネス書やライトノベル、小説や自己啓発本まで雑多。様々なジャンルの本が40万タイトル以上(日本語の購入対象冊数は約1万冊)提供されています。
- ビジネス・キャリア
- 自己啓発・人間関係・子育て
- 資産・金融
- 政治学・社会科学
- 文学・フィクション
- ミステリー・スリラー・サスペンス
- SF・ファンタジー
- エンターテインメント・アート
- ライトノベル(ラノベ)
- ティーン
- 絵本・児童書
- 教育・学習
- 歴史
- 科学・工学
- 衛生・健康
- コンピュータ・テクノロジー
- ホーム・ガーデン
- スポーツ・アウトドア
- 宗教・スピリチュアル
- LGBT
- 自伝・回顧録
- 旅行・観光
- ボーイズラブ
- ティーンズラブ
- 官能・ロマンス
- アダルト
取り扱いカテゴリーは以下の通り。最新の話題本からビジネス・自己啓発の名著、本では読みにくい落語、勉強のための語学本や資格本まで幅広いジャンルの本を聞いて読むことができます。
アニメや恋愛ものも豊富にあり、ビジネス系だけでなくエンタメ系にも強いオーディオブックサービスです。また官能系やアダルトコンテンツもあるので、有料で耳からアダルト系音声を聴くサービスに登録している人はAudibleに1本かできるかもしれません。
Amazon Audible(オーディブル)が使えるデバイス・端末数
Audibleは、iOS・Android・Windowsのスマートフォンやタブレット・PCで聴くことができます。各端末3台まで1つのアカウントで利用することが可能で、最大合計9台まで利用可能です。
Audibleにはアプリ版がありますが、アプリが利用できるのは、PC・Android・iOS・Windows10の端末に限られます。アプリの利用対象は今後、さらに拡大していってほしいですね。
タブレットの場合はAmazon者が販売しているFire OS 5.3.3以降のFireタブレットで、Alexaアプリ経由で利用することができます。なおAmazonの電子書籍サービス「Kindle」もありますが、KindleやPrime ReadingではAudibleは利用できないので別に登録する必要があります。
Kindleにはこちらも月額で特定の本が読み放題となるKindle Unlimitedサービスがあります。Kindle Unlimitedもおすすめのサービスなので、興味関心ある方は以下の記事もあわせて読んでみてください。
【10分でわかる】Kindle Unlimitedとは?特徴や料金、メリットデメリットなど徹底解説
いまなら30日間無料!読書家がKindle Unlimitedをおすすめする8つの理由
Amazon Audible(オーディブル)の料金-30日間無料体験あり!-
Audibleは初月無料で、2カ月目以降は月額1,500円で利用することができます。1,500円と聞くと高いと感じるかもしれませんが、無料で読める本が多数&無料で読める権利が2冊分毎月付与されることを考えると、とてもお得です。
Audibleは、はじめての利用の際は30日間無料で体験できるお試し期間があります。「登録していきなり月額払うのはちょっと…」という方も、無料体験を使えば30日間はお金がかからずに利用できるので、まずは登録して30日間の無料体験をするのがおすすめです。
本によっては無料で聞くことができるコンテンツもあるので、Audibleをはじめて使い方は無料体験+無料コンテンツで完全無料で体験するのがお得ですよ。
Amazon Audible(オーディブル)は最初の1冊が無料!
Audibleに登録すると、最初の1冊を無料で読むことができます。さらに2冊目以降は30%オフで本を買うことができます。
「体験するのに本を書くのはちょっと…」という方はこの機能を使えば「30日間無料体験+1冊無料購入」で、完全無料でAudibleを試すことができます。
百聞は一見に如かずということで、まずは無料で体験してみるのがおすすめですよ。
Amazon Audibleを使うとき、プライム会員に特典はある?
AudibleはAmazonプライム会員だから特典がもらえるといったことは特にありません。
しかしAudibleでは定期的にAmazonプライム会員限定の3か月無料体験などのキャンペーンを行っています。プライム会員でAudibleを使ってみたいと思っている方は、キャンペーン期間の登録を狙って観ましょう。
またプライム会員は、プライム会員だけが使える読み放題サービスPrime Readingというサービスもあります。こちらはKindle Unlimitedの体験版といった感じですが、意外と知らない人が多いので気になる方はこの機会にこちらも使ってみてはいかがでしょうか。
【比較】Kindle Unlimitedとアマゾンプライム会員限定のPrime Readingはどちらがお得?おすすめは?
Amazon Audible(オーディブル)の支払い方法・料金発生日
Audibleの支払い方法は、「Amazonアカウント」を利用して支払いとなります。支払い方法はクレジットカードのみで、Amazonギフトカードのチャージ、コンビニ支払い、銀行引き落としなどは利用できません。
月額料金は登録後31日目に発生します。
30日間は無料なので「月初に入った方がお得」「月末は損をする」といったことはありません。ただ日付は深夜0:00で変更となるので、日中に登録したほうが長い時間使えます。
次回の請求日はAudibleのサイトにアクセス、[メニュー] → [アカウントサービス] → [アカウント情報] で確認しましょう。
Amazon Audible(オーディブル)のコインとは?
Audibleには「単品購入型」と「月額制」があります。月額制の場合は毎月1コインが付与され、それを使って本を購入することができます。
使わなかったコインは翌月に繰り越しされるので、読みたい本が複数あるときにまとめて購入するのがおすすめ。ちなみにコインの有効期限は入手から6ヶ月間なので早めに使うのがおすすめです。
Audibleには良心的な返品制度もあります。1コインで購入した作品は、購入してから365日以内であれば返品可能です。返品すると使用した1コインは戻ってきます。なお本は最後まで聞いても返品は可能!これは良心的ですね。
Amazon Audible(オーディブル)の会員制度の仕組み-無料会員と有料会員-
Audibleには「無料会員」と「有料会員」という2つのの会員制度があることは、実はあまり知られていません。目的によって使い分けることが重要で鵜s。
無料会員はタイトルの単品購入ができます。ただ、オーディオブックは紙の本より平均して高い値段になっていることが多いです(声の吹き込みに膨大な時間がかかっているため)。1冊1,500円~2,000円ぐらいはじまり、収録内容が長ければ長いほど値段が高くなります。
よって無料会員は読みたい本が明確に決まっていて、かつその冊数が多くない人におすすめです。
オーディオブックをたくさん購入したい・聞きたいという人には圧倒的に有料会員がおすすめです。
有料会員は月額1,500円で1冊無料になります。毎月1冊聞くだけで月額料金の元はとれます。2冊目以降は通常購入額の30%オフで購入でき、これは有料会員のみに適応されます。
さらに購入した本はAudibleを解約した後も自分の本になるので、何度も聞くことができます。良心的ですね!
Amazon Audible(オーディブル)の使い方
Audibleの使い方はいたってシンプルです。以下のボタンをクリックしてAudibleに登録、もしくはAmazonの会員でない方はAmazonの会員になります。そしてログインして、オーディオブックを買えばOKです。
なおオーディオブックを聞くためには、Audibleのアプリをダウンロードする必要があります。App Store、Google Playのどちらからでもダウンロードが可能なので「Amazonオーディオブック」で検索して探してみてください。
Amazon Audible(オーディブル)の利用シチュエーション
「Audibleに登録してみたいけど、自分がどんなときに使うか想像できない」という人のために、日常生活の中でAudibleが使えるシチュエーションをリスト化してみました。
こうしてリスト化すると、想像以上に日常生活の様々な場面・スキマ時間に聴く読書が良質な時間を提供してくるかがわかります。
- 通勤通学時
- 電車やバスに載っているとき(Audibleなら酔わない!)
- 車を運転しているとき
- 家事をしているとき
- 睡眠前
- ランニングなどの運動中
- イベントや講座の待ち時間
- 仕事中
Amazon Audible(オーディブル)のメリット・デメリット
ここまでAudibleの概要について丁寧に説明してきました。Audibleは優れたサービスでどなたにでもおすすめできるものですが、一方で客観的にメリットデメリットを整理しておくことは大切です
そこで以下ではAudibleのメリットデメリットをリスト形式でご紹介します。メリットデメリットについてより具体的に知りたい方は、関連記事も読んでみてください。
【あわせて読みたい】Amazon Audible(オーディブル)のここがスゴイ!おすすめポイント5選
Audibleのメリット
- 読書中に手が空けられる
- 他のことをしながら読書が楽しめる
- 目が疲れない
- 他のオーディオブックで購入するより安い
- オーディオブックの種類が豊富
- 語学や資格など勉強系コンテンツもある
- 落語などが良質な音声で聞ける
- 活字嫌いも読書が楽しめる
- 無料期間中に解約しても、無料期間中はサービスを利用できる
- 30日間無料で体験できる
Audibleのデメリット
- 本を最初から最後まですべて聴かないと要点・概要だけを掴む読み方ができない
- 耳が疲れる
- 読みたいところに戻るのが難しい
- スキャニングできない(他の人と共有しにくい)
- 紙の本や電子書籍より少し料金が高い
Amazon Audible(オーディブル)が向いている人・向いていない人
以上を踏まえて、筆者なりにAudibleが向いている人と向いていない人を考えてリスト化してみたいと思います。
Audibleはメリットデメリットを見て分かる通り、向いている人と向いていない人がハッキリしやすいサービスだと思うので、ぜひ参考にしてみてください。
Audibleが向いている人
- インプットは好きだけど活字が嫌いな人
- 日常生活の通勤時間や移動時間が長い人
- 本を読む時間・聴く時間をしっかり設けられる人
- 毎日、通勤通学で電車や車、バスなどを使う人
- 家事の時間が長い人
- ながら作業が得意な人
Audibleが向いていない人
- 通勤通学時間が短い人
- 読書するためのまとまった時間が取りにくい人
- 日常生活でまとまった時間が取りにくい人
- ながら作業が苦手な人
まとめ-Amazon Audibleとあわせて使いたいKindle Unlimited-
以上、Amazon者が提供する耳で聴く読書ができるオーディオブックサービスAudibleを徹底解説してきました。
30日間無料体験や1冊無料、コインシステム、常時30%割引、40%万冊の豊富なラインナップを踏まえると、Audibleはオーディオブックサービスの中でトップクラスの使いやすさといえるでしょう。
記事中でも触れましたが、百聞は一見に如かずということで、まずは登録して体験するのがおすすめ。30日以内に退会すれば料金は発生しないので完全無料で体験可能です。ぜひ試してみてください!